どうも!じゃくそん(@arayashiki_Jcsn)です。
最近、むすこの鼻垂れスキルが急上昇して、私に飛ばす技と擦り付ける技を身に着けました。
さて、今回は赤ちゃんが生まれてすぐのママ&パパに向けて、産褥期の過ごし方についてお話していきたいと思います。
この記事は、これから赤ちゃんを迎えるママはもちろん、ぜひともパパに読んでほしい記事です。
現実問題、医療の進んでいるこのご時世だから…と甘く見ていた私は、むすこの可愛いところを見て「かわいい」とか「天使」とか言ってられない程の不調に長期間襲われました。(現在も継続中の辛さです)
これから始まる、喜怒哀楽の育児の日々を夫婦で楽しく仲良くパワフルに乗り越えて行ってもらうために、ぜひ読んでほしい記事です。
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目次
そもそも産褥期(さんじょくき)って何?
つまりは、出産から2か月後くらいまでですね!
この期間をどう過ごすかが、とっても大事です!
産後の体は思った以上にダメージ受けてます
産後の体がどんな状況なのか一例をあげてみると…
- 出産で赤ちゃんの通過で骨盤に交通事故程度の負傷
- 会陰の縫合あとが生活の何気ない動作でズキズキ
- 帝王切開の手術跡がズキズキ
- 授乳によって血が滲む、ちぎれそうな乳首
上記のような状態になります。さらに、
経腟分娩の場合、通常は分娩中と分娩後で約500ミリリットルの出血があります。
さらに、帝王切開では通常の分娩の2倍程の出血量だと言われています。
貧血でフラフラなんです。
そんな中、3時間刻みの細切れに赤ちゃんへの授乳タイムが入るので、癒える傷も癒えないです。本当。
ママの体にとっても夫婦にとっても今後を決める大事な時期
見た目にはわからなくても、ママはパパ以上に目まぐるしい環境の変化と体の変化を抱える中、赤ちゃんを元気に育てる為、産前の状態に体を戻していかなくてはいけません。
しかし!!!!
産後の体は思っている以上にダメージを受けていたりします。
私は、この時期をどう過ごすかで、その後の家族計画や夫婦関係も変わってくるとすら思っています。
ちなみに、産褥期に当たる期間は以下のようです。
妊娠・分娩によってもたらされた母体の諸変化が,分娩の終了から非妊正常状態に復元するまでの,6~8週間の期間を産褥または産褥期といい,産褥にある婦人を褥婦puerperantという。この期間は子宮復古,乳汁分泌,内分泌機能などの著しい変化を伴い,心理的にも不安定で,産褥ノイローゼ,精神病が起こりやすい。…
医療の発達する前は、床上げ(産褥期の回復)が悪く、命を落とすことも間々あったみたいです。
ぜひとも、1~2か月間は授乳以外休むくらいの勢いでいてほしいです。
産後すぐに、頑張りがちなママのパターン
こんなママは特に頑張ってしまうんじゃないでしょうか?
- 責任感の強いママ
- 頑張り屋さんのママ
- 自分の事は後回しになるママ
- 家族の事が大事なママ
- 待望の赤ちゃんだったママ
- 育児の手伝い等、頼れる人がいない環境のママ
- 体力に自信のあるママ
ママが頑張ろうとするのはきっとこんな理由
そして、そんなママが頑張ろうとしているのは、こんな理由かも?
- 赤ちゃんのお世話をしているとアドレナリンが噴出
- 赤ちゃんが可愛すぎてテンションおかしくなっている
- 10~30分刻みでしか眠れない為に、体の悲鳴に気が付かない
- 家族のためにパパが働いているんだから、私だけ寝ていられない!
- 赤ちゃんを死なせないように頑張ろう!
- 実家も遠いし、パパも仕事だし、私がしっかりしなきゃ!
- 母乳をしっかり出したいからきちんとしたご飯つくろう
- 周囲からの目が気になる、休みすぎると思われたくない
- 体力あるし、疲れていないから大丈夫!
しかし!!!
私はそんな理由で退院して数日で家事を始めたりして、産後1年を迎えそうな現在も、痛い目をみています(しかも継続中…(´Д`)
そして、産褥期を舐めてるとこうなる
産褥期がどんなものか、大体伝わったと思います。
その前に、実際に産褥期を舐めてかかっっていた私がどんな環境でムスッコの育児をしていたかを、お話していきたいと思います。
基本的には、むすこと私のマンツーマン体勢
私は、九州から関東に結婚を機に嫁いできた為、関東に友人居ない&実家の母を頼るのが難しい&義実家少し遠く、お義母さんの体調もあまり良くない為、手伝いを頼める状況ではありませんでした。
その為、旦那さんの帰宅時間~就寝時間を除く時間以外はむすことのマンツーマン体勢が必然的に決まっていました。
そんな事もあって、現実的にゆっくり体を休めるのは難しいのが現実でした。
自分のポテンシャルを過信
若い時からやたら激務が多い職業に就いていたせいか、自分は
「産前のコンディションにすぐ戻るでしょ。笑」とか
「怪我の回復早い方だし、イケるでしょー」とか、メチャクチャ楽天的に考えていました。
当時の自分、ほんと説教したい。
退院して数日後から、謎の根性論で家事をこなし始める
そんなこんなで、
「旦那さんも家族のために一生懸命働いてくれてるんだから、アタシも頑張んなきゃ!」とか
「むすこかわいいよ、むすこゥ!!(スハァ」とか
「家を守るのはアタシなんだから、しっかりしなきゃ!」とか、急に責任感が強くなったりと色んな思いがあり、退院してから数日後には夕飯作ったり、洗濯したり、掃除してみたりし始めました。
もはや狂気だわ…(´ω`)
睡眠命!!がスローガンな私は当時、絶対眠かったはずなのに、謎の根性論で10~30分の細切れ睡眠の中、色々やってました。
あと帝王切開の傷、痛すぎよね。本当。
そして訪れたキャパオーバー。
極度の睡眠不足で意識がもうろうとしたりしながら、むすこが3か月を迎えようとしていた頃、体に異変が起こり始めました。
激しい腹痛と下痢、動くのがつらくなる程の腰痛、頭が割れそうな程の頭痛、嘔吐…等です。
中でも腹痛と下痢は、病院に行っても特に異常らしい異常もなく、むすこの面倒をみながら一日中トイレにこもりきりの状態が一か月半ほど続きました。
言葉で表現しづらいんだけど、とにかく辛かったです。
それから、旦那さんは料理できないからまともな食事してない(惣菜&レトルト&カップ麺)し、部屋きちゃない、家庭の機能が完全停止していました。
今でも、少し無理をすると上記の諸症状が現れることがあり、産後すっかり変わってしまった自分の体質に、恐ろしい…ゴクリ。と思う事ひとしおです。
まとめ
昔は産褥期(産後の肥立ち)が悪くて命を落とす場合も多かったと言われています。
いくら医学が進歩したといっても、大丈夫だと楽観視をしないようにしてください。
我が家にやって来てくれた赤ちゃんに、夫婦で全力の愛情を注げる環境を整える為にも、ママはゆっくり体調を整えてくださいね。
パパは仕事が大変かもしれませんが、手伝えるところは出来るだけ手伝ってあげてください。
- 授乳以外は休むくらいの勢いで、積極的に体を休めよう!
- 根性論みたいなのはダメ、絶対。
- 最終的にママが元気じゃないと家族も赤ちゃんも困る事を理解しよう!
- 戸惑いも沢山あるだろうけど、パパはママを休ませよう!