どうも!
花粉症で、毎年この時期にテンションの下がるオットーを尻目に高みの見物をしていたら、今年やたらと鼻水とくしゃみを連発していて戦々恐々のジャクソン(@arayashiki_Jcsn)です。
鼻をぐずつかせている私を、既に花粉と長い付き合いをしているオットーがニヤニヤしながら見てくるようになりました。
さて、10か月間、待ちに待ったかわいい赤ちゃんと対面して「よっしゃ!!ママ業頑張るぞ!」と気合の入っているママに訪れる、産後の心と体の変化。
うすうすは子供がいる友達から聞いてたりしてたけど…。これが思った以上にすごかった!
妊娠中とはまた違った大変さがありました。
今回は、そんな産後一年が経った私とその周りのママさん達の「産後あるある」な心と体の変化を紹介したいと思います。
体の変化
産後は母乳が出るようになるのはもちろん、ホルモンバランスや赤ちゃんに合わせて目まぐるしく変わる生活サイクルによる体調不良も起こりえます。
なれない育児による気疲れや睡眠不足による自律神経のみだれ等、原因は様々です。
産後しばらくして改善するものもありますが、そんな様々な体の変化のなかで、実際に私が感じたものを紹介します。
生理痛とPMS(生理前症候群)が重くなった
妊娠前は、生理も極端に遅れるとかじゃない限りは不調なんてほぼないといっても過言じゃなかった私。
ついでにほとんど肌荒れも起きないお得体質でした。
それが、むすこを帝王切開してからというもの、生理周期がしばらく乱れに乱れ、安定するまでに半年ちょっとかかってみたり、しばしば不調が起こるようになりました。
しかもそのおまけで、まぁまぁの確立で生理痛が重くなり、たまに痛み止めの服用をするように。
生理前も肌荒れや強い眠気、腹痛もおまけされて、わずらわしさ倍増。
太った
産後、完全母乳の育児で激やせする気満々でしたが、そもそも母乳の出があまり良くなかった事と、睡眠不足と不規則な生活のコンボで結構太りました。
久々に体重計に乗ってみたら、人生最高の体重になっていてドン引きする結果に…。
妊娠中に匹敵するとかホントどういう事なんだろう…。人体と己の怠惰さが怖い。
頭の回転が悪くなったり、物忘れが増えた
産前は割としっかりしていたはずの頭の回転が、産後はなんだか遅くなり、劇的に物忘れが増えました(;’∀’)
よくドラマで「アレだよ!アレアレ!!」ってセリフが増えてきて、自分でもちょっと心配になる日々。
最近は少し回復してきましたが、睡眠不足のせいなのか、本当に頭が回りずらくなりました。
抜け毛が増えた
産後4か月の半ばくらいから、突然抜け毛が増え始めました。
シャンプーするだけでかなりの抜け毛があり、そこそこ髪の長さがあったせいで、排水溝へ髪の毛がたまるスピードが尋常ではありませんでした。(焦
なにより危機感がすごい。髪は女の命!とかふざけてられない位の毛量が抜けていきました。
産後一年経った現在は収まり始めているものの、未だに気になり続けています。
寝返りが打てない程に腰がガタガタになった
これはムスッコが抱っこマン(継続中)の仕業も手伝っているのかもしれませんが、慣れない&出ない授乳に手間取った事と、同じ姿勢で一日に何度も授乳を行っていたので激しい腰痛を患いました。
現在も突発的に腰痛は起こりますが、産後2~6か月にかけては本当にひどく、疲れ果てて眠っている時に無意識に行った寝返りで「ぎゃーーーー!」と痛みで起きるのはつらかったです。
毎日骨盤ベルトを巻いて、近隣の有名な整骨院と鍼に通い、不安なポーズを取らないことで徐々に回復に向かいました。
心の変化
産後の変化は体だけにとどまりません。
涙もろくなった
ムスッコが生まれるまで、そんなに何を見ても泣いたりしませんでしたが、産後はとにかく涙もろくなりました。
動物の出産シーンで泣き、子供が悲しい目にあっているドラマで泣き、映画のシーンで泣き、むすこが初めて立った時に泣き…今まで生きてきた中で、この一年が一番泣いている気がします。笑
自分でも涙腺のネジがゆるゆるになってて未だに驚く時があります。母性すごい。
虐待のニュースを見ると出産前とは違う感想を持つようになった
ここ数年、虐待のニュースが頻繁に報道されるようになってきましたが、単純に「虐待はダメだ」と思うだけでなく、育児ノイローゼだったんじゃないかな?と考えるようにもなりました。
勿論、大前提として、虐待は絶対にダメです。
そして子供が出来てからは、ニュースで写真や虐待内容を見聞きするだけでも、より一層胸を痛めるようになりました。
ですが、喜ばしい子供の成長も、イヤイヤ期などかわいいだけじゃない場合もあります。
そして、そんな虐待のニュースを目にする度に、一人で煮詰まらないように、そうならないようにおおらかでいよう、と戒めの気持ちを持つようになりました。
https://jacksonarayashiki.com/lifehack-128
洋服を見る時、自分ではなく子供の服を見るようになった
もともと洋服大好きだったのですが、現在はショッピングモールでもウィンドウショッピングでもとりあえず、ムスッコの服をチェックするようになりました。
ムスッコが生まれてからというもの、自分の身なりが目に見えて適当になっていくのを見て、オットーに申し訳ないと思いつつも、自分の事よりもむすこの可愛い姿を見たい!と思うようになりました。
基本的な行動に「むすこと夫の為に」が付くようになった
私の場合は、結婚してもやっぱりどこか「個」の意識があったのですが、むすこが生まれてからは、気が付いたら「個」の意識よりも「集団」の意識の方が増えていました。
自分の取る行動の一つ一つに「むすこと夫の為に!」がメチャクチャ増えました。笑
- (むすこと夫の為に)健康でいよう
- (むすこと夫の為に)もっと将来について考えよう・勉強しよう
- (むすこと夫の為に)きちんとした教養を身に着けよう
- (むすこと夫の為に)栄養バランスを考えた健康な食事を作ろう
みたいな感じに変わりました。
こんな可愛いむすこを授けてくれてありがとう!って。(花畑 😳
自分の未熟さを感じるようになった&自信喪失
一人暮らしが長かった&早くに親元を独立して自活していた事もあり、料理も掃除も家計のやりくりも大抵できるとそれなりの自信を持って結婚生活を行っていました。
しかし、意思の疎通ができない赤ちゃんの前では、
- 体調管理しようにも、そもそも離乳食前で食事がまだ出来ない
- 室内の適温がわからずに汗疹をつくらせてしまう
- 睡眠不足とホルモンバランスのせいで無駄に情緒不安定
- 簡単な家事すらできない
- そもそも自分の体調すら満足に管理できない
などなど、沢山の想定外もあり、不本意な日々を過ごしていました。
その為、「もしかして私って何もできないんじゃ…?」とか自信を喪失してしまっていました😅笑
たくましくなった
基本的にビビりな性格はいまだに変わりませんが、今までと違って「自分がしっかりしないと、高確率で命が危険な生き物が近くにいる」と思うようになった事で、時には恥や外面を忘れて行動することがちらほら出てきました。
先人たちの「母は強し」の言葉を強く実感しています。
正直、こんなに自分に母性が芽生えるとは思わなかった。笑
- 昔→大勢の前での質問とか無理
- 今→ここで聞いておかないと何かあった時に心配だから…(挙手)
まとめ
紹介した様々な変化のうち、産後一年経った現在でも継続しているものもありますが、一番大きく変わったなぁ、とよく思うのはやっぱり、「子供ってすごい」という事と「自分の価値観ががらりと変わった」という事です。
色々世知辛い世の中だけど、そんな世の中でも、すれ違う人のむすこを見る目が優しい事が多くて、何だかんだいい人ばかりの国なのだと思う。
ほっこり。— 阿頼耶識ジャクソン (@arayashiki_Jcsn) 2019年3月27日
育児で疲れた時に、スレ気味の気持ちで外出した時に癒されたり、
むすこのうんこはこの世界のうんこの中で一番綺麗なうんこだぞー!
覚えておいてね!— 阿頼耶識ジャクソン (@arayashiki_Jcsn) 2019年3月25日
こんな事、今まで絶対に思わなかったもの。笑
それから、ママは最低でも産後半年くらいは、赤ちゃんのお世話と寝不足によって判断力が低下していることも多いです。
自分の体調なんて二の次だったり気が付かなかったりしやすいので、自分で早めにケアをするように気を付けるorパパがママの様子を気に掛ける事が必要だと思いました。