【体験談】子供が熱性けいれんを起こした時の対処＆その後の対処マニュアル

子供が比較的よく起こすといわれている「熱性けいれん」。

うちの子は元気だし、大丈夫！！！…そんな事はありません。

仮にどんな症状が起きるのかを知っていたとしても、実際に起きてみるとほぼ確実にパニックになってしまいますし、間違った対処法で危険な状態になってしまう場合もあるかもしれません。

というわけで、私じゃくそん（@arayashiki_Jcsn）が医師からも褒められた、ムスッコが実際に熱痙攣を発症した時の対処法を纏めたいと思います。

息子は健康優良児のままスクスク育っていた

当時ムスッコは1才4ヶ月を迎え、多少の風邪にはかかって多少の発熱をした事はあるものの、ほぼ病気にかかった事がなく「ムスッコはマジで丈夫なイケメン」とか思っていました。

というのも、保育園には落ちたものの、1才位からは月に3回ほど一時保育に預けていて、そこでも特に何も病気をもらってきたりしなかったからです。

しかも、検索の鬼（鬼についてはこちらを参照）の私なので、妊婦時代から「保育園では病気をもらう」だの「家族全員で感染して地獄」だのを見ているので、身構えている分気が楽になって行きました。

健康一直線だったけど熱性けいれんが起きた

そんなある日、私が病院に行く為に初めてお願いする保育園で慣らし保育をした時でした。

慣らし保育なので昼まででお迎えをして家に帰り、いつも通り過ごしました。

翌日から少し鼻水とくしゃみをするようになったムスッコ。

そんな状態でしたが、更に翌日不機嫌ＭＡＸのムスッコの声で起こされ、抱っこしてみると体が熱い。

体温を測ってみると38.2度ありました。

今までも何度か発熱した事はあったけど、今までなら「関係ないぜ！！！！」とばかりに絶好調で過ごしていたムスッコが、今回は元気がありませんでした。

という事で、朝一で病院へ。

診断結果は様子見

病院に連れていき、待っている間も熱が上がってきているのか、明らかに元気がなくなりぐったりし始めるムスッコ。

最終的に医師に見せた時点では39.3度まで発熱していました。

色々心配して聞きまくる私と「発熱から数時間しか経っていないから原因を特定するのが難しい、様子が変われば再受診を」という医師。

仕方なく、解熱剤などの薬を処方してもらい、朝10時半ごろ帰宅。

熱性けいれんの予兆は？

帰宅してからも、ずっと元気が出ず、ぼんやり＆ぐったりしてグズっているムスッコ。

この時点で水分やご飯は多少口にするものの、かなりの高熱状態（39度台）が続いていました。

ぼんやりなのか、ウトウトしているのかはわかりませんが、2分おき位のスパンでひくつきのようなものを4,5回していました。

しかし、体を休めさせる為に少しでも眠らせようと寝かしつけをしながら、日々の疲れもあり私も少しウトウトし始めました。

痙攣はこんな風にして起こった

30分ほどウトウトしていると、隣から「グッ…グッ…」とくぐもった声が聞こえたので横を見ると、ムスッコが全身をこわばらせ痙攣をしていました。

ビックリしてすぐにムスッコの名前を呼び体をさすりましたが、当然何の反応もなく、けいれんを繰り返すだけでさらにパニックになりました。

しかし、母親だからちゃんとしないと！！と無理矢理冷静になり、心臓の鼓動を抑えながら救急に電話をかけました。

それから住所を伝え、救急車を呼びました。

電話を切ってからすぐにムスッコのけいれんは収まりましたが、ぼんやりと宙を見て、呼びかけにも反応しない状態がしばらく続き（5分くらい？）、メチャクチャ不安になったのを覚えています。

ムスッコのけいれんの症状はこんな感じでした。

けいれんが起きた時のムスッコの症状
けいれんの持続時間	2分弱くらい
けいれんの状態	左右対称に手をクロスした感じのけいれん
	視線は上を向いて、白目がち
	口から泡を吹いている
けいれんが収まった後	5分程度？呼びかけにも反応のない放心状態の後、弱弱しくグズりはじめる

救急車が来るまでに準備する事

40秒ほどの救急の電話を切ってすぐに、以前痙攣の症状を動画で取っておくのが良いというのを思い出し、ムスッコの痙攣の症状をスマホを使って動画に収めました。

ムスッコの痙攣持続時間はおよそ2分弱程度だったと思います。

当日は午前中に病院に連れて行ったこともあり、バックの中身はそのままに、以下のものを救急車が到着するまでに準備しました。

また、ムスッコは車で15分ほどの少し遠方の大きな病院に救急車で運びこまれ、処置の後にも待ち時間がかなり長かったので、抱っこひもやベビーカーも必要だと思いました。

勿論、運び込まれた病院によっても違いがあるかもしれませんが、抱っこ紐は最低でも持っていた方が良いかもしれません。

救急に到着して医師に改めて確認した対応方法

不安に駆られながらムスッコを抱いて救急車に乗り、何とか救急にたどりつき医師に診察してもらった結果、今回は初回である事と内容も心配するようなものではないとの事でホッと一安心しました。

医師から大体の子供は一生に一度けいれんを起こす位だといわれましたが、確認の為対処法を確認しておきました。

熱性けいれんの対処法
対処法	体を横に向け、喉に吐瀉物が詰まらないようにする 救急車を呼ぶ（医師によって違うかもです） けいれんの持続時間を図る 出来たらスマホ等でけいれんの状態を記録する（医師に状況をしっかり伝える事が出来る）
してはいけない事	割りばしや布、手を口に突っ込む（窒息の危険） 抱き上げる ゆする 過度に温める（けいれんの持続が伸びる場合がある）

私の場合は、熱性けいれんに完全にパニックになってしまい、抱き上げながら名前を呼んでさすりながら救急に電話をして、まずは横にするように指示をされました💦

しかし、救急の方の指示で冷静さを幾分か取り戻し、何とかスマホで症状を動画に収め、その後は落ち着いて対処できました。

まとめ

そんなこんなで何とか心配ないとの診断をもらって一安心しましたが、熱性けいれんはすごくトラウマになります。

特に保育園や幼稚園に通い始めたばかりの子供は、どう頑張っても病気をもらって発熱してしまう事も少なくありません。

そこで、出来るだけ未然に対処方法を知っておくことはとっても大事な事だと思います！